日本書籍を中国へデビュー

年間150冊日本の本を読んでいる中国人です。中国の独自のメディアで中国人向け日本の本を紹介し、半年で1万人フォロワー獲得した。その経験を生かしながら、日本書籍を中国へ展開するメディアやコツなどをメインに記載していきます。

中国の人は日本の推理系、ミステリー系の本が大好き

今日、自分が運営している日本の本(中国に翻訳本を出していないのはメイン)を中国人に紹介する公式アカウントに、一人のフォロワーから文藝春秋の『球形の荒野』の問い合わせがありました。

画像1

私が運営している公式アカウントでは、主にノンフィクションの本を紹介していますが、それでも、時々、こういった問い合わせがあります。しかも日本語の書名の問い合わせで、日本語の原本を読みたいそうです。

そういえば、中国の人は本当にミステリー系が好きですね・・・

中国2億ユーザーを有する最大の書籍、映画レビューサイト「豆瓣」には、本が好きで、文化的な素養及び感度が高い人が集まっている。

「豆瓣」のTOP250 本のランキングを見ると、TOP10の中に4つは日本作家。そして4つの中に、東野圭吾の作品は3つを占めている。

NO2 ナミヤ雑貨店の奇蹟

NO4 白夜行

NO6 容疑者Xの献身

画像2

画像3

画像4

画像5

この間、営業面積1万平米以上、15万種類以上の書籍などを扱っている上海最大書店の上海書城へ行った頃、1Fに入った瞬間、東野圭吾の本がたくさん並んでいる風景をまだ覚え入ています。

上海書店から出て、遠くない上海中國大戲院を通ったら、また東野圭吾の音楽劇「信」の巨大ポスターを見かけました。

中国の人は、ミステリー系を本当に大好きですね。日本作家のミステリーの本は人気な理由としては、あくまで自分の推測ですが、ミステリーの本には、綿密なストーリーで魅せる必要があるので、日本の人の独特の繊細な考え方、慎重な性格は、ミステリーの本に十分に生かしたからではないかと思います。